CAD資格の講座には3種類のコースがあり、初心者コース3ヶ月、CADオペレーター6カ月、建築技術者コース9カ月という学習期間が設定されています。
この受講期間の終わる前に受講するのが講座受講時の注意点です。
目次
初心者コースは3ヶ月
諒設計アーキテクトラーニングで用意されている初心者コースは、3ヶ月の受講期間が設けられており、本当に初心者にとって学びやすい分量のコースになっています。
CADの操作を学ぶという点ではどのコースもあまり変わりはないですが、学べるトレースの種類や一定期間内に作業する量が異なります。初心者コースはCADを一から学ぶ方にピッタリで、短期間でCADの基本を習得できるでしょう。
CADをある程度学べればあとは自分で操作できるという方や、資格までは必要ないという方は、初心者コースでもある程度技術と知識は習得できるはずです。
CADオペレーターコースは6カ月
6カ月の受講期間が用意されているCADオペレーターコースは、講座の受講期間が少し長めにあるぶんトレースの種類が多くなり、オペレーターや派遣会社の指示者役として働きたい方には特におすすめです。
CADでも下請け業務や建築の根幹に当たる部分の設計に携わるなどやりがいが多少異なるため、きちんと設計士として実績を積んでいきたい方はある程度CADのプロフェッショナルを目指せるような講座を受けて知識を習得する必要があります。
学ぶトレースが6種類あるため、学べることは初心者コースよりは多いですが、その分に合わせて期間も2倍になっているため学びやすくなっています。
初心者がいきなり受講しても、なんとか学びきれるレベルなので、製図の基本から身につけて講座を卒業してみてください。
建築技術者コースは9カ月
CADのプロフェッショナルを目指せるレベルのことが学べるのが建築技術者コースです。講座の受講期間は9カ月あり、トレースは13種類あり、初心者でも本格的な技術者を目指せる講座としておすすめです。
この講座を選んで卒業すれば、卒業と同時に建築CADインストラクター、CADデザインマスター資格を取得することができます。この講座を卒業したからと言ってすぐにプロになれるわけではないですが、講座の卒業とともに諒設計株式会社の外注登録者にもなれるので、仕事の受け口としても利用できるため魅力的です。
じっくり経験を積んで、CAD資格をきちんと生かしてアピールしていける講座なので真剣な方は是非こちらのコースを利用すると良いでしょう。9カ月の期間で13種類トレースすることになるので、学習計画はしっかり用意し、余裕を持って学習していきましょう。