CAD資格を取得するためには、講座を受講するか、講座である程度学んで受験して合格するかの2通りあります。
講座を受けて卒業と同時に資格を取得できるのが一番理想的なので、それぞれの環境に合わせて資格取得を目指しましょう。
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CAD資格の受験は2ヶ月ごと
CAD資格を取得するためには試験を受けて合格する必要があります。講座を受けて建築CADインストラクターやCADデザインマスターなどの資格を取得するのもありですが、学習講座を受けて、試験は個別に受験して合格するという方法もあります。
このCAD資格は2カ月に1回試験があるため、このタイミングに合わせて受験すれば資格を取得できます。合格割合は70%なため、そこまで難易度が高い試験ではないですが、受験費用は10000円かかるため、1回で合格しないとコストがかかって無駄になってしまいます。
2カ月に1回の受験に合わせて勉強をしていけば良いため、この受験日程を把握して学習すると良いでしょう。講座の受講もこの試験のタイミングに左右されてしまうので、受講開始のタイミングは計画的に選ぶようにしましょう。
講座の学習期間について
CAD資格の学習期間も設定されており、一番料金の安い講座が3ヶ月、中級コースは6カ月、最も難易度の高い建築技術者コースは9カ月用意されています。
初心者向けのコースでも3ヶ月の学習期間しかないため、3種類のトレースをきちんと学んでいかないと学習期間に間に合わない可能性があります。操作のことやパソコンのスペックなども事前に用意してから受講することをおすすめします。
中級に当たるCADオペレーターコースは、学習期間が6カ月ありますが、トレースは6種類あり少し余裕があるコースです。それでもきちんと学んでいかないと習得まで時間がかかってしまうので事前に計画を立てておくと安心です。
建築技術者コースの受講
建築技術者コースは卒業時に2つの資格を同時に試験免除で取得することができます。学習期間9カ月のうちに13種類のトレースから学ぶことになるため、少し難易度が高いです。
このコースは相当真剣に学ばないと学習が追いつかないといけないため、工夫して学習しましょう。受験日程もよく理解して受講し始めるタイミングにも気をつけましょう。
特に難易度が最も高い建築技術者コースは、9カ月かけて学べるため、仕事を始めるまでの日程や、学び終えて現場で生かすまでの期間なども考えながら学んでいってください。